俺の胸でおやすみ|未散ソノオ【全1巻】

俺の胸でおやすみ

俺の胸でおやすみ

俺の胸でおやすみ

[著]未散ソノオ

 

未散ソノオ先生のーーーー!!!!!
優しい会話がーーーーー!!!!
好きーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

心地よい眠りと心地よい目覚めをサポートする睡眠アシスタントのお二人が主役です。
このお仕事の設定がまた面白いよね。
この独自の仕事設定がとてもうまく会話にも絡んでいて、
未散ソノオ先生の会話の優しさも、睡眠を促す優しさとすごくマッチしていて
寝る前に読むとじんわり心地よい作品なんだよ。

未散ソノオ先生の作品の魅力はこの会話や言葉選びの優しさだとすごく思うのだけど、
それら会話の優しさが、突然あらわれるのもすごく魅力的だと思ってます。
物語って起承転結になっていて、一番盛り上がるシーンと一番感動するセリフが合致してたりするんですが
未散ソノオ先生の作品はその、心にグッと入ってくる会話が本当になんでもない会話劇の中に紛れていたりする。
そしてその会話の優しさがすごく自然。
言わせていたり、物語進行用のセリフだと思うようなものではなく、流れの中にごくごく自然に優しい会話があらわれる。
この柔らかい雰囲気が、本当に魅力的だなあと思う。

私が一番好きなのがね、
「私たちはみんな個人だよ マキノさん みんなひとり
 そういうひとりの自分を大事にするための仕事をしてるんでしょう 私たちは
 つらいことがあると自分を大切にするのがなぜか難しくなるけど
 マキノさんはそういう人たちにいい仕事をしてきたはずだよ
 今度はあなたの番だ というだけです」
これ!!!!
これ、序盤も序盤、まだ二人の関係が始まるか否かっていうところで
するするっと出てくるんですよ。
睡眠アシスタント会社のオーナーが話してくれる内容なんですが、
オーナーの言葉はどれもすごく優しくてとても好きなんだ。

会話の話ばっかになっちゃう! だって好きだから!!!

僕の胸でおやすみ の好きなとこは他にもあって、
表紙で抱きついている方のマキノさんの面倒臭さがとても愛しい。
色々考えすぎてひとりで勝手に疲弊して面倒くさくなっていくマキノさんがとても愛しい。
そしてそれを(`・ω・´)?って交わしていく春臣さんの真っ直ぐさがとても心地良い。
ケツ固いけど良い?って真顔で言うなよ。素直か。

あああ、あと、あとね
「睡眠」の話なところもすごく好きなんです。
生活風景を描かれるととても弱いし、食べ物が出てくる話もめちゃくちゃ好きなんですが
そこにさらに「睡眠」が追加されました。

睡眠の話って、そこに付随している「安らぎ」であったり「無防備さ」であったり「回復」っていう要素がとても多い。
中でも多分、無防備さが好きなのかな。
眠っている無防備さも、眠れずじっとしているだけの無防備さや、眠れない夜の心細さも。
僕の胸でおやすみは、お仕事の設定上安らかな睡眠をお届けする背景があるから余計に、
読みながらこの心地よい無防備さを感じられるところがとても好き。

 


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