BARBARITIES|鈴木ツタ【2巻】【続編連載中】

BARBARITIES II

BARBARITIES II

BARBARITIES II

著者     鈴木ツタ
発行     リブレ

うおおおおおおお2巻んんんんんんんんん!!!!
相変わらず美しい。美しい。
もうこの衣装を見てるだけで癒される……。

巻頭に各国と登場人物たちの紹介が掲載されていますが、
1巻では主要3国とそれぞれの出身者たちが各々動き出している感じで、
2巻に入って今度は物語のメインとなるロライン国のきな臭い権力争いが見えてきました。
FOOOOOOO!!
登場人物たちも増えてきて、それぞれの布陣が整ってきたぞ!!!
FOOOOOOOOO!!!!

何か私はBARBARITIESをシミュレーションゲームだとても思ってるんだろうか。

ロラインってやっぱりそもそもが発展途上の小国なのよね。
基本的に山脈に守られた穏やかな国ではあるけれど、国として強いかと問われると心許ない。
国交の一環として大国テハナの姫を后に迎えて庇護を得てるとも考えられる。
優秀な人材を他国や庶民から登用出来る柔軟性こそ持っているけれど、
裏を返せばそこまで重要な人物や規律が国内に育っていないとも言えるし
国交そのものがあまり得意ではないロラインはそもそも閉鎖的です。
山脈に閉ざされた小国であれば尚更、外部へ向かうことが即ち侵略の危機にもなるのかも知れない。

確固たる軸が宗教面でも政治面でもまだないから、隣り合った国々と比べるととても不安定。
その宗教も大国テハナの信仰がベースになっているとしたら、
なるほどこれは、教育を根ざして国力そのものの底上げや、
国としての一本軸を持たねばと真摯になるジョエルの気持ちも分かる。

っていう国の成り立ちとか状況とかをだねーーー
枢機卿とジョエルの会話とかーーーー、タンセ次期国王のルイス様とジョエルの会話とかーーーーー
そういうとこからじわじわ読んでいくのがーーーーー たーーのーーしーーいーーーーーー
わあい宗教、宗教の話大好き。
いいよね宗教。その世界の信仰対象があるってすごく楽しい。

しかも2巻は、反乱容疑を持ったまま国外逃亡してたサイモンさんが帰ってきたぞ。
第二王位継承権の持ち主だぞ。
どう考えても現国王(※10歳)暗殺の上で国を乗っ取ってあわよくば隣接国まで侵攻しそうじゃあないですか。
この胡散臭い美貌の中年・サイモン氏と先に関わるのはタンセ出身のルイス次期国王と忠臣ジルで
ほんとこの3人揃うと血なまぐさいな。堪らん。
タンセはタンセで侵略と奴隷制度を持って、くわえて王位継承でも揉めるの当たり前だからな。

そして、このタンセ組の主従の、寝首をかこうかかくまいか、
どこまで彼は手中にあり何を残しているのかっていう探り合いがすごく良いんですよ。
心酔しているなんてほど盲目ではないにせよ、互いが互いにベストな相手を選んでいる感じがすごく良い。
ジルさん格好良いよう。

だんだん血生臭いきなくさーい話が進んでいく中で
やっぱりアダムのこの底抜けの明るさと丈夫さがすごく輝いていて、すごく良い緩衝材になってる。
重たい話になりそうなところで、アダムの従者とゆかいな仲間たちの短編がいくつか読めるのもありがたい。

国の転覆騒ぎが結構大きいことになってそうだから
ちゃんと追いかけていったらそれこそ4~5巻編成とかになっちゃうんじゃないかなあ。
5冊みっちり、ロラインとテハナとタンセの情勢を見られたら……幸せだなあ………。
(※作者さんは3巻で終わりますように!!!!と強い願いをあとがきで書かれてます)

 


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